中華そばすずらん

何かとよく噂に聞く渋谷の人気店[すずらん]です。 以前から気になってはいたもののなかなか行くチャンスが訪れず。ついに行ってきました。

期待しつつ入店するものの、まず店内に妙なニオイが充満していてす。今まで他のラーメン店では嗅いだことのない類のニオイです。なんと表現して良いのか、、昔父親と行った浦安海岸のニオイのような・・・魚くささとも違うんですけど生臭いようなそうでもないような。う〜ん。なんとも苦手なニオイです。他の人は何ともないんでしょか。。？？

なんとか意識をニオイとは違う方向に集中しつつ、玉子そば￥750を注文。でてきたラーメンは非常〜に透明度の高いスープが綺麗な一品。美味しそうですねぇ。

スープは限りなくクリアでおそよ雑味らしいものを全く感じないようなスッキリさ。それでいて物足りなさもなく、深みのある味わいです。もっと魚系の風味を想像していたのですがそれほど主張する香りがある訳ではなく、ほんのり鰹節の風味を感じる程度でしょうか。ちょっとしょっぱすぎる気もしますがなかなかに美味しいスープだと思います。

麺は加水率の低めの細いストレートで、自家製だそうです。この麺がとても良く出来ていて、歯ごたえといい、のどごしと言いかなりおいしい。スープとの相性も良い感じです。

具は小松菜、メンマ、チャーシュー。チャーシューは噛み応えのある堅さで、味付けも淡く、素材の旨味を素直に楽しめます。また味玉も薄味ながら良質な玉子を使っているんだなと感じるおいしさ。

全体的にとても完成度の高いラーメンだと思うのですが、どうにもちょっと気を抜いた瞬間に例の店内のニオイが鼻腔を直撃するのがなんとも残念。何のニオイなんでしょうか。。いつもこうなのかな。これさえなければもっとラーメンを楽しめると思うのに。うむー。

今回は例の店内のニオイもほとんど感じません。が、ほんの少しだけ同じニオイがしています。たぶん今回が初めての入店だったら分からない程度のわずかなニオイだったので普段はこんなモノなんでしょう。それでもやっぱりなんだか苦手なニオイ。

前回入店したときにとなりのオジサマが食べていた味噌つけ麺が美味しそうだったので頼んでみることにしました。

麺はここの特徴でもある「ひもかわ麺」や「平打麺」にしてみようか悩みましたが、オーソドックスに「太麺」で注文しました。前回の「中華そば」の麺とも違います。麺は全部で4種類でしょうか？こだわりを感じますね。

スープ、と言うかつけ汁？は濃厚でちょいとピリっとする辛さがあります。シャキシャキした野菜がアクセントになり、麺との絡みも良くなかなかに美味しい。

麺はモチモチしていて、前回の細麺とは違った魅力がありますね。しかしつけ麺の宿命だと思いますが、冷たい麺をつけて食べてるとすぐにつけ汁が冷めてしまいます。つけ汁は熱い間の方が美味しい。。熱盛りでも頼めるのかな？

なかなかに美味しいんですが、それほどに感動するもものは無く。。やっぱりあの変な「ひもかわ麺」にしてみれば良かったかなぁ。とちょっと後悔。次回は是非試してみたいです。