高円寺の有名店「田ぶし」が新宿にやってきました。と言う訳でさっそく行ってみました。場所はアルタの脇の道を靖国通りに向かって行く途中です。
風俗店も多い街だし客層も風俗嬢風の人が多い。さらに5人ほどいる店員さんがいわゆるイケメン風。若くて今時の男性ばかりでしかもカウンターに座った若い女性客にやたらと話しかけていて、下手すりゃ電話番号でも聞き出しそうな勢い。なんとも・・。ま、別に自然の摂理だし、良いんですけど、狭い店内に5人もいる店員さんはちょいと人手余りな感ありで、大きな声でくっちゃべってる様子はちょっとげんなりです。接客態度は良いんですけどね。。
さて、頼んだのは「黒味そば」。本店は未食ですが、ちょっと仕様が違うようです。写真で見る本店の「ら〜めん」には青菜や白髪ネギが乗っているようですが、こちら新宿店の「黒味」にはそれらのアイテムがありません。メニュー名も違うので別物と考えても良さそうですが具以外には目立った差は見受けられません。
スープからは鰹節の香りが強烈にただよっています。数種類の魚から取った出汁を含む表面の香油の下には白濁した豚骨スープが見えています。サラサラしていて、熊本ラーメンのそれに近い感じです。乳化していてミルキーな感じですな。
飲んでみるとかなり粉っぽい食感。魚介系の粉末がジャリジャリしています。豚骨スープは甘めですがなんとなく化調っぽいクドさがあり、後半飽きがくるかな。
麺は中太のややウェーブのかかった物で断面が四角いが、平打ちとまでは行かない程度の物。加水率は中くらい?でスープとの絡みは悪くないです。ゆで加減は柔らかめで、個人的好みで言えばもうちょっとかたいくらいが良いかなと言うところ。
具はチャーシュー、穂先メンマ、ネギ、海苔。穂先メンマはいかにもメンマな香りがしますが、なかなか面白いですね。
このラーメンは鰹節のインパクトが強すぎて他がイマイチ印象に残らない感じですが、完成度はまあまあだと思います。ただ、本店と同じなのかどうか分かりませんが、ちょいと甘みがわざとらしいのが気になりました。営業時間が長く、駅から近いのはありがたいですね。
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