ここの売りは「鶏と豚の合わせ」スープ。一般的なラーメンの様に骨を煮出すのではなく、豚皮、鶏肉を長時間かけて煮出したものをブレンドしているそうな。それに「醤油ダレ」を加えたのが「あず醤油らぁめん」、たくさんの野菜から作った特製ダレを加えたのが今回食べた「あずらぁめん」だそうです。

このラーメンを創り出したのは元大使館公定料理長だった人らしく、フレンチをベースにしてるんだそうです。

さて、場所はキャットウォーク沿いなので他には若者向けの服屋とかばかりで、必然的に客層も若者中心です。でも近所で働いている人にも利用されているようで、思いっきり若い人たちの中にオジサマが混じっていたりしてなかなか微笑ましい光景です。店内は木材を多く使っていてまあ、ちょっと前ならオシャレだと言えたかもしれませんが、今見ると別にこれといって珍しい雰囲気では無いでしょう。ちょっと昔の喫茶店っぽい感じでしょうか。

食券制で、最初に店員に食券を渡すと、番号フダを渡され、しばらくすると番号が呼ばれるのでそれをカウンターまで取りに行くシステム。店員さんはちょっと態度悪めでした。

さて、自慢のスープのラーメンですが、まあ普通〜な感じです。甘みがありコクもそれなりなんですが、特筆するほどではないかと。背脂と、揚げネギが浮かんでいます。マイルドな口当たりなので広い層に受け入れられそうな味ではあります。

麺は中細で、若干縮れています。加水率は高く、一般的な東京風の麺でしょう。これも得に目立った特徴がある訳ではないです。

具は、チャーシュー、キクラゲ、ネギ、ですが、チャーシューは硬くて臭みもありあまり美味しくないですねぇ。。。

何というか全体的に場所と、店の外見的には美味しそうに見えるんだけど、実際ラーメン自体は大したことないかと思います。原宿は軟派な街のクセにラーメン屋は結構強者揃いなのでこの味ではちょっとキツいんじゃないでしょうか。とは言え大繁盛とは行かなくて何となくズルズル続きそうな雰囲気のある店です。