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個性的ではあるが・・・
ラーメン¥650
博多豚骨
麺:
☆☆☆☆★
加水率:
☆☆☆☆★
スープ:
☆☆☆★☆
旨味・コク:
☆★☆☆☆
豚臭 ★☆☆☆☆

食べた店
住所
営業時間
定休日
浅草
11:30〜14:00
18:00〜02:00
2004 / 2 / 21 ラーメン¥650
浅草に立ち寄ったので、前からちょっと気になっていた「うりんぼ」へ。

浅草駅から徒歩10分弱、言問通り沿いにあります。外見はちょっと今風の作りですが、店内はかなり風格のある、古くから営業してそうな感じです。

ラーメンを「ばりかた」で注文。「かため」は無く、ふつう、ばりかた、はりがね、こなおとし、から選べるようです。

オペレーションはやや悪目で、ラーメンが出てくるまでに10分少々かかりました。でもその間、店内のテレビで、「レンズを使わない望遠鏡を高校生が作る!」番組をやっていたので飽きることもなく待つ事ができました。レンズ無しの望遠鏡はかなりすごかったです。

出てきたラーメンのスープを啜ってみて、おお!と思いました。都内の博多ラーメンの店は結構たくさん食べ歩きましたが、こんなスープは初めてです。舌の上でザラザラとするような食感はポタージュの様であり、まったりとした甘みがあります。コショウが混ざっていて、すこしスパイシーな感じもあり、今まで食べたことのある豚骨スープとは全然違いました。あえて言うなら「クラムチャウダー」に似ています。かなり似ています。「ONE'S DINER」と言うハンバーガー屋のクラムチャウダーに似ています。これ単体では割と美味しいかもしれないのですが、ラーメンのスープであることを考えるとちょっと変わってますね。。

対するのは細めながらも加水率高めで、黄色く東京の物でしょ、と言うようなストレート麺。これはあまり博多っぽくは無いですねぇ。。ちょっと好みではありませんし、クラムチャウダーにも合っていないかも。

具はキクラゲ、万能ネギ、海苔、チャーシューと、至ってシンプル。チャーシューはほろほろと崩れるような柔らかい物で、味付けはほとんどされていません。

全体的に、これを博多ラーメンと呼んで良いのかどうかちょっと迷うところですね。また、このスープはちょっと僕には評価がつけにくい物です。今回はラーメンとして考えて、そんなに美味しくは感じなかったのですが、下手するとここでしか味わえない分、クセになっている人もいるかもしれませんねぇ。何にしろ、個性的であることは良いことかと思います。

 
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