前から行こう行こうと思っていたお店。今回掲示板にも投稿をいただいたのでやっと行って来ました。
こぢんまりとした店構えで、おやっさんが何となく良い雰囲気をかもしだしていて、常連客も多い様です。
スープは注文のたびに鍋で温めてくれるもので、いつも同じ味に保っているそうです。麺もタイマーで茹で時間を計っていました。僕がラーメンを食べてる間も寸胴のスープのアクを丁寧に取っているおじさんの姿が好感もてました。
出てきたラーメンは博多とも家系とも異なるアプローチの豚骨スープ。タレが多めに入っていたので豚骨醤油といった所でしょうか。トロりとする舌触りの濃厚な物で甘味があって美味しいです。濃厚だったころの「醍醐」@表参道にちょっと似ているスープだなぁと思いました。表面には揚げネギが浮かんでいます。
麺は中細の縮れ麺で黄色くて加水率も高めの物で、それほど好みと言う訳じゃないんですが、スープとの相性も悪くないです。
具に、もやし、きざみ海苔、青ネギ、チャーシューが乗っています。チャーシューは味付けは薄いですが、かなりトロトロの柔らかい物でした。スープと一緒に食べるとなかなかおいしいですね。
お店自体はちょっと冴えない感じなんですが、なかなかレベル高いんじゃないでしょうか。首都圏にあれば有名店になっていた可能性もあるかと。かなり食べやすい方向に振ってはいますが、豚骨の濃い旨味を楽しめるのは嬉しいところです。混んでないのも良いし、安いのも良いです。+100円でゴマみそ味にも出来ます。他に牛すじラーメン、牛タンラーメンなどがあります。最近オシャレ〜な店が多い中、こういう怪しい雰囲気のお店は逆に落ち着けたりするんですよね〜。
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