掲示板に投稿いただいたお店、「千石自慢らーめん」の巣鴨本店です。自称豚骨好きのくせにお恥ずかしながら名前は知っていながらほぼノーマークでした。
夕方近くに行ってみたのですが、店内はほぼ満席。割と最近改装された様で綺麗な店舗です。以前は全席立ち食いだったそうですが、現在はカウンター席のみながらちゃんと椅子があります。女性客もちらほら。
注文したのはデフォルトの「らーめん」。ネットで事前に調べたりもしてたのですが、現物を見てみて再度思ったのが、[ 野方ホープ ]そっくりだと言うこと。 丼も良く似ているので見た目だけならほとんど区別つきません。このジャンルでもかなり草分け的存在だそうですね。
しかし食べすすむにつれ、[ 野方ホープ ]とは明確な差を感じてきます。全てのパーツの完成度が高い。スープはある種家系にも通じるような濃厚豚骨醤油で、表面に浮かんだラードの層と大量の背脂がフタの役割をして、かなり熱々。熱すぎて最初の方は味が良くわかりませんでした。しかし動物系の出汁の主張も強く、まろやかな舌触りで甘みも強く美味ですね。
麺がまた完成度の高い物で、これも家系の様なもっちりした歯ごたえがあり、食べ応えがあります。加水率はやや低め。スープとの相性も良いですね。
具はメンマ、ネギ、海苔、もやし、チャーシュー。チャーシューは「スープと一体化しそうなほどトロトロ」との噂でしたが、僕が食べた時はそんなに柔らかくありませんでした。(一説によれば改装後変わったとか・・)
追加トッピングの味付け玉子は芯まで固茹でで個人的には好きだけど、一般的にはおもしろくない部類でしょう。
全体的にかなり完成度が高いなぁと思いました。値段も550円ならコストパフォーマンス高いですね。他のお客さんが食べていた「塩らーめん」が思いの外美味しそうで非常に気になりました。今度食べてみようと思います。
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