前からず〜っと存在は知ってたし、雑誌などにも載ってたりするんですけどどうにも入店する気にならなかったんですが、ついに行ってみました。夜１１時頃でしたが結構にぎわってました。切り盛りするのはご夫婦と見えるおじいちゃんとおばちゃん。この道長いぞ！と言う感じで、かなり手さばきが良いです。

注文したのはデフォルトの「ラーメン」。800円は高いですねぇ。「豚骨、豚足、背脂、鶏ガラなどの素材を形が崩れるまで煮込んだ濃厚スープ」だそうですが、かなり薄いサラサラスープです。豚骨と言うよりは塩ラーメンっぽく、かなりしょっぱいです。が、結構美味しい。

麺はかなり細めのストレートですが、一般的に九州ラーメンに期待するような粉っぽい麺ではなく、カタメのそうめんの様なツルツルしたもの。

具としてキャベツやもやしを素茹でした物がのります。他に万能ネギ、メンマ、薄い細切れチャーシュー（ベーコンっぽい）がたくさん乗り、具だくさん。そしてスープの底の方には椎茸が沈んでいます。ヘルシーな感じします。

全体的に、九州ラーメンっぽさはあまり無いんですが、鹿児島ラーメンってのはこんな感じなんでしょうか。野菜が多いおかげでスープが水っぽくなり、結果塩ラーメンっぽくなってる感じで、ラーメンとしての完成度はイマイチっぽいですけど、なんかホッとする味わいです。場所柄ちょっとよっぱらったおじさんとかが多いけど、確かに飲んだ後に食べたくなりそうなラーメンです。