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異色和歌山らーめん
備長炭らーめん¥800
和歌山/魚介/豚骨
麺:
☆☆☆★☆
加水率:
★☆☆☆☆
スープ:
★☆☆☆☆
旨味・コク:
☆☆☆★☆
豚臭 ★☆☆☆☆
魚臭 ☆★☆☆☆

食べた店
住所
営業時間
定休日
銀座・有楽町
11:00〜14:30
17:00〜01:00
2004 / 5 / 10 備長炭らーめん¥800
2003年に銀座にオープンした紀州らーめんのお店ですが、いわゆる井出系や、車庫前系とは全くことなり、一般的に紀州らーめんと言われて想像できるような部類のらーめんではありません。しかし本店は和歌山県にある老舗だそうです。

ここの名物は「備長炭」を練り込んだ麺が特徴の「備長炭らーめん」。備長炭を練り込むことにより整腸作用があるそうです。ホントかどうかは知りませんが、なんとなく体に良いんじゃないのかな。と言う気にさせられます。他にも「紀州梅しおらーめん」など独特なメニューもありますが、今回は迷わず「備長炭らーめん」を注文。

備長炭を練り込んだと言う麺は本当に真っ黒で、銀座のおばちゃま達が「何コレ!真っ黒だわ!おほほほほほ」ってな具合に大盛り上がりでした。確かに真っ黒な麺は見た目にもインパクト大。でもあんま旨そうに見えないですよね。。

ゆで加減はかなり柔目で、歯ごたえ無し。和歌山では麺は茹で切るのが主流だそうですが、それにしてもちょいと僕には柔すぎだなぁ。。都内ではこの柔麺はウケないんじゃないだろうか・・。味の方は、備長炭が練り込まれているからと言って特に苦いとか言うワケじゃなく、いたって普通。

スープは「和歌山=豚骨醤油」と言う概念を根底から打ち砕くような「豚骨+魚介」のあっさりブレンド。動物系よりも魚介系が主調している今ハヤリのタイプに通ずる物です。軽く胡麻が浮いていますがまあ良いでしょう。味付けはあっさりながらも結構旨味の強いタイプ。よく言えばコクが強く、悪く言えばちょっとしょっぱい。

具は、写真ではスープに沈んでしまっていますが、半熟味玉、なると、万能ネギ、そして炙りチャーシューです。玉子は柔らかいゆで加減で、トロりとしてなかなか美味しい。チャーシューは茹でてあるものをわざわざ1枚ずつ網で炙ると言う手の込んだもの。結構大きく、非常に柔らかく、ジューシーですが、ほんの少し臭みがあります。でも肉厚で食べ応えのあるもの。僕は好きです。

全体的にみてどうでしょうね。普通っちゃ普通です。「まっち棒」の様な強烈っぷりはないけど、やさしくお上品克つ高級料理っぽい感じで銀座と言う土地柄には合ってると思います。

 
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