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迫り来る洗い場の恐怖
味玉らーめん¥680
(らーめん¥650+味玉¥50)
豚骨/魚介
麺:
★☆☆☆☆
加水率:
★☆☆☆☆
スープ:
☆☆☆☆★
旨味・コク:
☆☆★☆☆
豚臭 ☆★☆☆☆

食べた店
住所
営業時間
定休日
元住吉
11:00〜14:00/17:30〜22:00
2003 / 11 / 30 味玉らーめん¥680
白楽の「すっごいよ」が移転して「はっち」として再オープン。

超濃厚スープが話題の店だが、自分が事前に調べた情報とはちょっと違うラーメンが出てきた。

店に入る前に豚骨臭を感じた。九州じゃんがら風の臭いだったので噂通りだなと思ったけど、ドアを開けると瞬間的に違う匂いが飛び込んできた。鰹節の様な匂いである。香りと言うよりは匂いと言った方が適切な感じで、厨房の排水溝の様な匂いと混じりちょっと残飯っぽい。。。うう。。。嫌いな匂いだ。

今回は味玉らーめんを注文。食券制だが味玉のボタンには「たぶん半熟」と言う記述が・・・。多分ってあんた。プロでしょが(^^;

店内はシルバー(ステンレス)のカウンターに白熱灯証明が多く使われた非常にモダンな内装。おしゃれなバーと言った風貌だが、厨房が丸見え。厨房が見えるのは良いんだけど、洗い場までもが客席の真ん前にあると言うのは何ともいただけない。しかも!なんとその洗い場の真正面の席に案内されてしまった(TT)

らーめんを待つ間目の前で回るディッシュウォッシャーから流れ出る熱湯が排水溝に流れ込み嫌〜な感じの臭いが漂ってくる。。。勘弁してくれ。こういうのはらーめんの味以前に食欲が失われます。

さらに目の前でおばちゃんが客の食べ終わったスープを排水溝に直接流しているではないか。おいおい。それ良いの???しかもその光景が僕の目前50cmの所で繰り広げられているのだ。そして空になった丼がシンクに放り込まれ積み上げられてゆく。洗われていない丼の山を目の前にして、これから食事に挑まなければならないのだ。もう気分的には非常に不快であった。店の構造上シンクがカウンターに近くなってしまうのは致し方ないとしてももう少し客目につかない配慮をして欲しいなと思いました。

そして登場したらーめんは事前に調べた写真とは全然違う見た目だった。ここは濃厚白濁豚骨スープと聞いていたのに焦げ茶色のスープが出てきた。???と疑問に思ったがスタイルを変えたのだろうか。。。香りからこれはラードでニンニクを揚げたものだと思う。熊本風の香りがする。

そしてスープを一口すすって見てまた驚いた。口に入れる前は揚げニンニクの香りのスープだったのが口に入れた瞬間に鰹節のような香りが口いっぱいに広がるのだ。「ここって魚介混じりだったっけ???」そんな情報は全く聞いたことがないし、後に調べてみたけど、どこにもそんな記述はなかった。が、食べているときには確かに魚介の風味があったのだ。入店した瞬間に感じた鰹節の香りは勘違いでは無かった。

ドロンとするほど濃度のあるスープに強い魚介の香りは「渡なべ」を彷彿とさせた。麺はかなり太めの家系風の物でツルツルとしていてスープをあまり絡めない感じだったが、まあこれは悪くないと思いました。メンマは香りが強くイマイチ好きではなかったです。具にキャベツが乗るのですが、これは確かに良い箸休めとなるかもしれません。でも僕は無くても良いと思いました。味玉がまた微妙で、「多分半熟」と書いてあったのに、未熟と言うか早熟と言うか、噛んだ瞬間に中身が全て飛び出てしまいました。最後の方に食べてよかった。スープに混じっちゃったよ。もうちょっと固ゆでの方が良いんじゃないでしょうかねぇ。

どうにも最初に期待していた物とかなり違う物が出てきて、これは一体どういうことなのか、味の方向が変わったのか、元々そうなのか…。

いずれにしてもあの洗い場の臭いさえなければ割と高いレベルなんじゃないかと思うと残念でなりません。次は他の席に着きたい。


どうやら移転後やはり豚骨+魚介に味が変わったそうです。今の味も悪くないですけど、以前の味も復活して欲しいなぁ〜〜。
 
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