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 今更ながら「きら星」です。
2005年の登場以来ずっと話題の絶えないお店ですが今回が初訪問。今まで何度となく店前まで行ったことがあるのに、営業時間外だったり定休日だったり（ちゃんと調べてから行けよって話ですが。。）
しかも5分以下の路駐（つまり停車でしょ？）だったのにお巡りさんに20分くらい質問攻めにあわされてみたり。。。どうにも相性の悪いお店でしたが、今回はバスで行ってみました。
しかし到着した時間帯が悪かった。。。12時ちょっとすぎ。。ちょうどお昼時で行列も最長になる時間帯でした。
それほどまたずに店内に入れたものの、かなり狭い店舗の上、女性店員（奥様？）が一人でも多くのお客さんをなんとか店内に入れようと努力してくれるため、お店の中は完全に満員電車状態。出入り口にまでお客さんが詰まっているため食べ終わった人も出られないは、すれ違えないはでかなり混雑してます。店内はせめて人が通れるだけのスペースは確保しておくべきだと思うのですがどんなもんでしょ。
 たのんだのは味玉らーめん。
丼からは豚骨臭＋魚介臭が合わさった何とも言えぬ香りが漂っています。豚骨臭も結構強めなのですが、それに魚介臭が合わさると結構クサイですね。魚介もいわゆるカツオ節系の香りではなくてキモまですり潰されたかの様なややエグ味のあるニオイで結構強烈な感じです。僕は豚骨好きなのでクセのあるニオイもまあ慣れっこな訳ですが、これ普通の人にしてみればちょいと抵抗あるかもしれないですねぇ。
スープはかなーりドロドロ。最近食べた中では「俺の空」のスープによく似ています。非常に濃いぃ〜上、味付けはしょっぱ目でノドが乾きます。スープにまぶしてある刻みタマネギが結構強めに主張してきますが、僕はあまりタマネギは無い方が好きですねぇ。「俺の空」でも同様に感じました。八王子系のものすごく細かい刻みタマネギならまだ良いのですが、ここは約1cm角の大きめの刻み具合でどうにも豚骨を味わいたくても邪魔をする感じがします。
キャベツの上にのっている赤いタレは「魚介餡」で、これを溶かすことにより、和風豚骨に変化すると言うしかけです。が、最初っから結構サカナ臭い上、餡の量も少ないので溶かしてみてもあまり変化を感じられませんでした。
麺は太めのストレートで加水率高め。非常にツルツルしていてモチモチ感もありますが、ややゆで加減が柔らかすぎる感じもありました。このお店は「たけちゃんにぼしらーめん（たけにぼ）」と関係があるそうですが、麺は「たけにぼ」の平打ちに似てるような気もしないでも無いですね。
具はキャベツ、メンマ、刻みタマネギ、チャーシュー。チャーシューは予想通り旨いです。キャベツも箸休めにちょうど良い感じですが、タマネギは前述の通りあまり好みではありませんでした。
それにしても残念だったのがやはり店内の混みっぷり。外にいるお客さんを少しでも早く店内に入れてあげたい心遣いは分かるのですが、ここまで混雑していると落ち着いてラーメンどころじゃありません。
特に僕はテーブル席に座ったのですが、入口付近に立っていた女の子のカバンが僕の足に押しつけられ、その子のお腹が僕の座っていたテーブルに密着しっぱなしで、かなり落ち着かない気分でした。
さらに隣のテーブルに座った夫婦が先にラーメンを食べていたのですが、その夫婦が食べ終わって退席する際には僕が椅子から立ち上がってスペースを空けてあげなければ出られないのです。しかしながら僕が立ち上がるためにはまず僕のテーブルに押しつけられた女の子にスペースを空けてもらわなければならず、さらにその子がスペースを作るためにはその付近にいるお客さんが店の奥にもっと詰めなければならず、たった一組のお客さんを外に出すだけでえらい大騒ぎな訳ですよ。客さばきにはかなり首をかしげざるを得ませんでした。
ラーメン自体は今回は正直あんまり美味しいとは思いませんでしたが、また試してみたいです。次回はもう少し混雑した時間を避ける様努力してみようと思います。
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