いかにもチェーン店！と行った外見でちょっと入るのに躊躇しますが、ネットでの評判もそんなに悪くないので、勇気を振り絞って入店！食券を買うと、店員さんが、聞き取れないほどに強い訛りの日本語で「リョウキンムリョウデメンオオモリデキマスガ」と聞いてきました。しばらく考え、「いや、普通で。」と答え席につきました。

非常に短い時間でラーメンが出てきました。見た目は濃厚そうで、ほんのわずかですが、豚骨の香りがします。一口啜ってみると、、おお。それなりに濃厚な感じがしますね。旨みも出ていてチェーン店にしては悪くない方かもしれません。とは言え、「まっち棒」や「のりや」の様なインパクトのあるスープには遠く及びませんが。

そして麺ですが、これはいけない。まるっきし東京の町のラーメン屋さんででてきそうな黄色くて加水率の高い物です。ほぼストレートですが、ほんの少し縮れてますね。うむ〜。これがもっと和歌山の粉っぽい麺だったらそれなりにヒットだっただけに惜しい。なぜスープは頑張ったのに麺にはこだわれなかった！？これじゃ全てが台無しだ・・・。

そして、カマボコ、九条ネギ、業務用メンマ、それなりに美味いチャーシューを食べ終わる頃には気分はすっかり萎えてしまいました。物足りない気分で完食。もうここで食べることも無いだろうなぁ〜、と、さっきの訛りの強い店員さんをちらっとみて、心のなかで「すまん。」とつぶやき、店を後にしたのでした。真向かいに博多天神がありました。もう僕は来ることは無いけど、がんばってくれよ。それじゃ！