2004/2/18 味玉らーめん¥700
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昼に西早稲田店に行ってみたら廃墟と化していたので仕事帰りに歌舞伎町店へ。
このお店は何気に古い歴史があり、さかのぼれば昭和29年に始まるそうです。博多で「一黒丸」と言う名で営業していたとのこと。東京進出は高田馬場が初ですが、現在は板橋に移動し、そちらが「わ蔵」本店となっています。
今回訪問した歌舞伎町店は「二郎 歌舞伎町店」のすぐ近くで、たった4席のカウンターと即席テーブルのみの店舗。まるっきし屋台ですねこれは。でも店の雰囲気は良いのですが街の雰囲気は最悪です。
店舗が小さすぎて、ここでスープを作るのは無理と思われます。なので西早稲田から毎日運んでいたそうですが、今は板橋から運んでるんですかねぇ?
一口スープを飲んでみてみると、おお!旨いじゃないの。かなり濃い豚骨スープで、トロみも結構あります。よく見ると背脂も浮いていますね。醤油ダレが濃くて、「赤のれん」っぽくもありますが、それよりも「一蘭」にかなり良く似た味だと思いました。飲み進むとさらに「一蘭」そっくり。臭いも似てる。でももうちょっとインスタントっぽさを少なくした感じでしょうか。とは言え化学調味料もそれなりに入っていて、後半は結構クドくなります。
麺は博多らしい細麺ストレート。加水率もばっちし低く、硬めの注文で十分な硬さでした。旨いっすね。
具はキクラゲ、万能ネギ、メンマ、チャーシュー2枚です。メンマは味付けも薄く、存在感自体ほとんど無くてあまり邪魔にならないのですが、それならやっぱり無くて良いかと思います。博多ラーメンにメンマってあんまり合ってないと思うんだけどなぁ。チャーシューは薄く切られた物で柔らかいのですが、ちょっと臭みがありました。追加トッピングの味玉はあんまり味がしません。
嫌いな場所にあるお店ですが、結構レベル高いかなと思いました。僕の好きな博多ラーメンのジャンルとは違いますが、これはこれで美味しいですね。でもやっぱ化調強すぎるかなぁ。後味は良くないし、替え玉後も飽きがきてちょっとキツいでしょう。
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