2005年にオープンした
尾山台駅から徒歩2〜3分の場所にある、博多らーめんのお店、 「一華亭」です。
博多の本店は「住吉亭」の出身だそうです。
綺麗な店舗ですが、中にはいると豚骨臭がします。それほど強烈ではありませんが、期待が高まります。
出てきたラーメンはやや透明度のある乳白色のスープの、シンプルな博多ルック。スープにほんの少しコショウが浮いています。個人的にはコショウはいらん!と思いましたがほとんど主張がないのでまあ良しです。
さて、このスープですが、若干の豚骨臭を放っているものの、かなりあっさり。お湯っぽくて薄いんですが、ちゃんと豚の旨味が出ていてやさしいお味です。濃厚[なんでん]系好きには物足りないですが、気軽に楽しめるスープだと思います。
麺は都内の博多ラーメン店の中ではちょっと太め。加水率が低く、コシの強い博多らしい麺です。個人的にかなり好み。都内のラーメン店で似ているとすれば[一歩]の麺に近いかな。
チャーシューは柔らかくてなかなか旨いですね。ネギは香りが強く結構主張します。僕の好みは博多万能ネギなのですが、これはこれでまあまあです。
カウンターには辛子高菜、おろしニンニク、紅ショウガ、ゴマ、が並びます。
全体的に、物足りなさは否めませんが、なんだか印象に残る味です。実はなんだか[元祖長浜屋]に味が似てるんですよね。元祖長浜屋ファンなら懐かしみつつ結構楽しめるんじゃないでしょうか。
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