藤沢から代々木にやってきました。「めじろ」です。
あまり詳しくないジャンルですが、代々木に登場とあっては行かない訳にはいくまいと、意気込んで食べてきました。駅からすぐ近くの立地です。
店に着くとお昼時だと言うのにお客は僕一人(後にあと2名入ってきました)。色々メニューがあってどれにしようか迷いましたが、今回は「醤油焦がし葱らーめん」に。手際良く作られて出てきました。
目を疑うほどに小さい丼。女性客が「きゃぁ〜なにこれ〜うそ〜んかわぃぃ〜ん」なんて喜びそうな小ささ。玉子の大きさから想像がつくでしょうか。
しかしラーメンの出来の方はかなりハイレベル。スープは淡いながらもしっかりとしたコクとまろやかさがあり、間違いなく旨い。かなりお上品な方向だし、味付け自体も淡いので人によっては物足りなく感じると思いますが、じっくりと味わえばじんわりと至福の時タイプのスープです。魚介の香りもしつこすぎず、揚げ葱、醤油の香りなどが絡まりあいかなり複雑な高級料理の様なタイプ。「藍嶌」の醤油スープにどこか通じる感じもします。
麺は半透明なほどに高加水の細めで縮れたもの。デフォルトで固めのゆで加減で角が立つ感じで歯ごたえも良いです。こちらもかなり上品な感じがしてスープとのコンビネーションも良いですね。
具は太めのメンマが3本、海苔が1枚、揚げた葱と、刻んだ葱、厚手のチャーシュー1枚。チャーシューは香りも味付けも良く、柔らかくジューシーで旨いです。玉子は「味付け」としながらも色味もほとんどなく完全なるゆで卵状態。このお店はレンゲが無いようで、スープをかけて食べるのが困難だし、ラーメン全体が淡い印象なので、これは若干物足りないですね。
とても美味しいですが、もうちょっと量が欲しいですかね。。健康な青少年ならこれ2杯分は必要でしょう。
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