駒沢大学駅近く、246沿いにあるお店。この日は近くの「ちゃんぼくじゃ」に行こうかと思ったが、進行方向側にあったこちらへ入店。
用賀の「柳屋」の、のれん分けです。店内は昭和の雰囲気タップリな片田舎の喫茶店風。お客は僕以外にはいませんでした。なんとも殺伐とした雰囲気で怪しさがあって良いです。
ラーメンの見た目は、丼を含め「柳屋」と良くにていますが、海苔が乗っていません。「柳屋」の海苔は美味くて好きなんだけどなぁ。
スープは一口目かなりお湯っぽくて、あれ???と思いましたが、どうやら上澄みに麺の茹で湯が浮いてただけだったらしく、すぐに濃厚なスープが現れました。濃厚ですが、豚臭さは全く無く、まろやかな口当たりで、豚骨臭が苦手な人でも食べやすい仕上がりですね。コクがありますが、タレに頼った感じで、ちょっとしょっぱ目です。でも骨が溶け出て粉っぽい感じのある良いスープだと思います。やはり本家「柳屋」によく似た感じです。
麺は博多風細めストレート。加水率も低くて良いっすね。このお店には「大牟田ラーメン」とは書いてありませんでした。かなり博多風で、都内ならこれを博多ラーメンと称しても何の問題も無いでしょう。と言うか区別つきません。
チャーシューは薄っぺらいけど柔らかくて、特筆するほどでは無いにしろまあまあ美味しかったです。キクラゲの食感も良い感じです。
残念ながらやはり本家「柳屋」の方が食べた時のインパクトは強かったですが、こちらも十分レベル高いと思います。例によって近くにあったら嬉しいお店ですね。
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