東京農大前、世田谷通り沿いのお店。「御天」出身だそうです。「なんでんかんでん」の血がここにも受け継がれています。以前から目をつけていたのですが、読者様からお勧めのメールをいただいて、これは行かねばならん!!と思っていたのに仕事が忙しくてなかなか行けませんでした。
ついに念願かなって行ってきました。経堂から歩いてみたのですが、最寄り駅は世田谷線の上町ですね。経堂からだと遠いです。
大好きな「百麺」のすぐ近くなので、経堂から歩くと前を通過するのが苦渋ですねぇ(^^;
この日も豚臭をまき散らす荒くれ者「百麺」を横目にぐっと我慢して白天へ向かいました。つい3ヶ月前までは車で10分ほどでこられるロケーションだったのに。。。今ではなかなか来にくくなってしまって残念。ネットでは情報が少なく、夜の11時までと聞いていたのですが、実際は夜中1時まで営業しているようです。ちなみに「百麺」も営業時間を伸ばして1時までになりました。
店内はほとんど豚骨臭が無いです。厨房から若干豚骨の香りがしてますが、これは臭くないので豚骨臭が苦手な人でも大丈夫そうですね。「御天」だとBGMに80年代ロックが良くかかってますが、ここはBGMが無い代わりに小さなテレビがおいてあります。この日は「北の国から」を流していて、僕がラーメンを食べてる最中にソウタ兄ちゃんが死んでしまいました。
出て来たラーメンは見た目まんま「御天」ですねぇ。スープからはほとんど豚骨の臭いがしないのに濃度は保っています。舌にドスンと重くのしかかる濃厚スープはコクも十分で非常に美味しいです。この手の味には弱いんですよねぇ。このスープだと具がショボくても文句なくなっちゃって評価が甘くなりますねぇ。
麺は当然の様に極細ストレートの加水率低め。スープともベストマッチで文句無しです。バリカタだとちょっと柔かったので、ハリガネで替え玉(¥100)したらちょうど良い固さでした。スープは替え玉後もダレない強さがありますね。後半はカウンターの辛子高菜やニンニクを少量入れると味の変化が楽しめて良いですね。特にニンニクはクラッシャーがおいてあるのが嬉しいです。すこ〜しだけ入れるとホントに美味しい!
具はショボいです。青ネギはシャキシャキと風味も良いのですが、チャーシューは博多ならではのマズさ。たまごは若干茶色がかってますが、味玉と呼ぶには味が無さすぎです。ただのゆで卵状態。だから表記が「たまご」なんでしょう。
全体的に、極めてハイレベル。御天の旨さをもっと一般的に食べやすくした感じでしょうか。ただし後発店であるため目新しさは無いですね。その点もっと工夫がないと大ヒットとはなりにくいかもしれません。しかしこれからは百麺とどっちに行くか、、、選択が難しくなりました。農大生になりたい。
|