肝心のラーメンも超濃厚こってり豚骨で、それもそのはず、ここの店主は「御天」出身なのだそうだ。

豚骨のほかに豚の尻尾の皮なんかを一緒に煮てるそうな。それが超こってりにつながってるそうです。

またここはタレの味がほとんどしないのも特徴。豚のみでスープをとってる感じです。よく味が薄いなんて言われるけど、卓上に置いてあるタレを追加すると味の濃さは調節できます。僕にはかなり好みのラーメンです

早稲田通り沿いに移動した新店舗。

店内は豚骨臭が全く漂っていないので心配になったが、前の店舗と同様の超濃厚スープは健在だった。うん。これこれ。この味の薄いコッテリスープが好きなんだよ〜。

新店舗になり客席も増え、中野駅からも徒歩７〜８分のアクセスとなり、しかもラーメン自体も５９０円なら都内ではけっこう良心的な値段。味を考えれば安すぎるくらい。

客足がさらに伸びることは間違いなさそうです。

またスープの味も変わったように感じた。今まで通り濃厚なことには変わりないのだが、コクの感じが違う。上手く表現しづらいけど、長浜ラーメンっぽさが無くなってしまった。豚骨臭も全然ない。

全体的にクセがあった部分が綺麗に丸められてしまい、取っつきやすくはなったが以前のような豪快さがなくなってしまった。これは悲しい。

で、ご主人に聞いてみました。「麺変えちゃったんですか？」と。

どうやら、中野に移転後、以前の麺はクセが強くて東京の人にはウケが良くなかったので変えてしまったらしい。今でも博多から直そうしているそうだが、クセの少ない物にしたそうです。確かに東京の麺に近い食感でクセは少ないのかもしれない。

しかも麺を変えたことによってスープの味も変わってしまうのだとか・・。麺から出る汁がその主な原因で、スープ自体は変えてないのだそうだけど、違う味になってしまったそうです。

ご主人は「へぇ。。。やっぱり分かる人もいるんですねぇ・・・！」とびっくりしていました。僕も自分の舌が正しかったのは嬉しかったけど、やっぱりあの麺って東京ではウケが悪いのかぁ。。。僕は東京人だけどやっぱりあの麺じゃなきゃ物足りないですねぇ。

残念としか言いようがありません（ＴＴ）