ここ最近急激に東京近郊に店舗を増やしている「だるまのめ」の秋葉原店です。店の作りも、辛みそ入りラーメンも、「暖暮」、「康竜」のような、「一蘭になりたい症候群」系のお店ですね。
ラーメンを注文。店内はちょっと生臭くてあんまり心地よくないです。席はカウンターのみ12席なのですが、テーブルとイスの距離が狭すぎて膝がつっかえて座りにくいことこの上なし。人間工学に基づいてないにもほどがあります。
席につくと小さなすり鉢に入ったゴマが渡されます。ラーメンを待ってる間ゴマと暇をつぶしましょうと言うことですか。なかなか楽しいじゃないですか。
出てきたラーメンはまさに一蘭になりたかったのよ的な物。予想通り甘めのスープも一蘭風です。とは言え「暖暮」、「康竜」ほどには化調が強くなく、なかなか食べられる味ですかね。ゴマを振りかければそれなりのコクが出るし、辛みそが溶けてきた時もそれなりに美味しいです。とは言っても薄いし、特筆するほどの物では無いです。
麺は黄色くて加水率やや高めのツルツルの物。硬めでたのんでみましたが、バリカタくらいでも良いかもしれません。デフォルトで味玉半分が乗ります。半熟でなかなかです。チャーシューも2枚乗り、トロトロでなかなか美味しいですね。メンマも業務用かもしれませんが、悪くはないです。コストパフォーマンスはまあまあと言ったところでしょうか。無難な線を行っていますね。突出した美味しさがあるわけではないけど、誰にでも受け入れられそうな味です。
ここは前は牛丼やさんがあったところですね。秋葉原には「九州じゃんがら」もありますが、駅から近いし、こちらもなかなか繁盛しているようです。
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