二郎インスパイア系の新店。渋谷の宮益坂の渋谷郵便局よりも渋谷駅寄りと言う好条件の立地に二郎風のお店ですよ。嬉しい展開じゃないですか。
綺麗な店舗で、女性客でも入りやすそうな雰囲気。でも実際入店してみると当たり前の様に男性客ばかりでした。カウンターのみのお店で外見とは裏腹になかなか殺伐としているのかもしれません。[MATCHIBO]や[ぢゃぶ屋]の系列店だそうですが、経営がどうであれ、出てくるラーメンはきわめて二郎風。
スープは二郎としてみるとかなりライト&マイルド。やや油っぽい醤油スープと言ったところでしょうか。若干の酸味と甘味が絡み合いなかなか美味しいです。ライトと言っても大きめの背脂が多数浮いているので、人によってはこってりと判断するでしょう。
麺は断面が四角く若干ウェーブがかった物。家系風の見た目ですが、小麦っぽい風味は二郎寄り。しょっかんはかなり[ぽっぽっ屋]に近いです。要するにかなりカタメのゆで加減。現代人の顎には結構強烈です。噛みごたえがあって美味しいですな。
具は二郎風にヤサイです。もやし9:キャベツ1と言った比率。
ここも普通の二郎の様に ニンニク、ヤサイ、味の濃さ、油の量を注文できるようですが、トッピングのコールは食券を店員さんに渡すタイミングで言わなければならないみたいです。普通の二郎の様に出来上がる直前に「ニンニク入れますか?」と聞かれるかなぁと思って待ってたらそのままデフォルトで出てきてしまいました。なのでジロリアンの人は注意が必要。この手のチューニングだとせめてニンニクを入れないと二郎のワイルド感は味わえません。
チャーシューは味が濃いですが、トロけっぷりと言い香り付けと言い、かなり旨いです。デフォルトだと1枚しか乗らないのでここはチャーシュー麺にしたいところですな。
二郎好きが二郎を期待して行くとちょっと軽すぎる部分があると思いますがなかなか美味しいです。実際二郎を感じる部分も多々あるし、このエリアで二郎発作が起きた時には良い応急処置となるでしょう。
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