2004/9/3 らーめん¥650+味玉¥100
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二郎系の中でもかなり人気のある「ぽっぽっ屋」です。2個目の「っ」は発音するんでしょうかね。。?
持っていた本に載っていた地図が全く意味不明な不正確さで、迷いに迷い、20分近くかかってやっと見つけたお店は駅から歩いて数10秒の場所。住所だけを頼りに探せばよかった。。
閉店10分前くらいについたのでもうダメかと思ったが、まだ営業中でした。良かった良かった。
ここは二郎@蒲田→二郎@堀切菖蒲園と渡って修行してきた店主のお店で、ラーメン自体には二郎色を色濃く残しながらも、ジャンルに縛られずに新しい試みをしてるそうです。
スープは豚骨ベースにモミジ(鶏の足だそうです)、野菜を煮込んだもので、油の量も多く、醤油ダレも強め(つまり味が濃い)にもかかわらず非常にマイルドでしつこさは少なくおいしいです。二郎としてはかなり上品な感じで、ちゃんと料理として美味しいと感じさせるスープですね。コクがあり、二郎風味も良い感じに上品にまとまっていて、女性ファンが多いと言うのもうなずけます。
麺は強い縮れのあるもので、極太ですが、二郎としては一般的な太さ。ゆで加減はかなり固く「固くてあごが疲れるゴムみたいな麺」と言うのも納得ですね。粉っぽい食感ですが、食べごたえがあり美味しい。
具はいわゆる二郎の「ヤサイ」であるモヤシとキャベツ、そしてタマネギ、キクラゲと言うのがちょっと風変わり。「ブタ」にあたるチャーシューは小さいものが数枚申し訳程度に入っています。「ヤサイ」コールをしてみましたが、量は少ないですね。ニンニクは一般的な二郎と比べるとだいぶおしとやかですが、それでもやっぱり結構強烈で、トッピング追加した人は帰りの電車では周りから白い注目を浴びてちょっとしたアイドル気分を味わえること必至。
全体的に、よくまとまってるし、素直に旨い!普通の二郎にありがちな後半の耐え難い苦痛は全くありません。むしろこれなら大でちょうど良いくらいかも。二郎らしい下品さはあまりありませんが、だからと言って軟弱な訳でもなく、幅広い層の人が美味しいと感じられるラーメンではないでしょうか。近ければ通いたいですね。
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