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ややライトだが旨い
ぶた入りラーメン¥700
二郎 醤油
麺:
☆★☆☆☆
加水率:
☆☆☆★☆
スープ:
☆☆★☆☆
旨味・コク:
☆☆☆★☆
☆☆★☆☆
☆☆☆★☆

食べた店
住所
営業時間
定休日
池袋東口店
11:00〜23:00
二郎/亜流・類似ジャンル:|一代諭吉吉野天空梵天
2004 / 11 / 10 ぶた入りラーメン¥700
自称まだジロリアンではない僕ですが、本店を避けるかのように着々と訪問店数を増やしています。本店に行きたいのは山々なのですが、営業時間的にかなり難しいのが現実。

そんな訳でこの日は会社帰りに「ラーメン二郎 池袋東口店」へ。友人に営業時間などの詳細をメールで聞きながら池袋到着。夜11時までやっているのはありがたいです。

二郎を名乗るお店は数あれど、店舗によって味にばらつきがあります。この池袋東口店は「歌舞伎町店」に近いと言う噂を耳にしていましたが、僕は歌舞伎町の味はあまり好きではなかったので、正直あまり期待していませんでした。ところが、入店するやいなや紛れも無い二郎臭。やっぱり期待が高まってしまいます。店舗は比較的綺麗で広々としていますね。

注文したのは「ぶた入りラーメン」。いわゆる「小ぶた」です。このお店には他にも「香油ラーメン」と言う見慣れないメニューがあるのが興味深いです。

食券を渡す時点で「麺のかたさ、量」の注文を言い、席についてトッピングを聞かれた時に「ヤサイ、ニンニク、背脂、辛さ(醤油)」の注文を伝えると言うシステムは一般的な二郎と同じ。店員のお姉さんはきわめて無愛想。あまりの無表情っぷりになんとか笑わせてみたいと言う衝動に駆られますが、ネタも思いつかないのでとりあえず放置。

そしていよいよトッピングを聞かれる番に。僕は元気よく「ヤサイと、ニンニクちょっとで」と。するとお姉さんはちょいと間をおき、大声で「次ヤサイニンニク!」と厨房のお兄さんに。いや、、、ニンニク「ちょっと」が良いんですけど・・。と思う間もなくすぐにラーメン完成。僕の元に運ばれてきました。スプーン大さじくらい?直径約2〜3cmのニンニクの固まりがどっちゃり盛られていました。まあ仕方がない。

このお店はレンゲが用意されているのでまずはスープを一口。。。

おお!旨いじゃないの!歌舞伎町とは全然違う。ちゃんと美味しい二郎の味です。表面に5mm程度の厚さのラードの層がありますが、二郎の中ではライトな方。こってりギットリはしすぎず、マイルドに美味しい。豚骨の乳化具合が高めで濁っていますね。味付けは普通のラーメンと比べるとしょっぱ目ですが、二郎だと思えば薄味な方。

豚はまさに煮豚と言った感じで、味付けはしょっぱ目。脂身が多いですが、柔らかく二郎らしく旨いです。

ヤサイはシャキシャキタイプで、味付けがされていないため、スープから浮いた感じがします。スープをレンゲですくって上からかけると美味しくなります。また後半クドくなって来た時に、このこの水っぽいヤサイは箸休めにちょうど良い感じです。

そして麺。残念ながらこの麺だけが僕のイメージしている二郎の物とはちょっと違いました。加水率は低いんだけど、なんだかムニョムニョしている。二郎らしい「噛み砕く」ような感覚がなく、噛み切るその瞬間までムッチリと歯にくっついてくるような感じ。うどんっぽいです。そしてちょっと細い。あのゴワゴワっとした豪快さがあまりない。「マルジ」みたいな手で丸めたような太さが不均等な感じではなく、製麺機から出てきたようなどこまでも正確に同じ太さが続く感じで、断面が四角く角がたったものです。

そして、「マルジ」をクリアした今、もう怖い物なんて無いと思っていましたが、やっぱり量は多いですね。この麺をずっと食べ続けなければならないのは後半はやっぱりしんどいです。でもちゃんと最後まで食べきり、それなりの満足感と共に帰路につくことができました。

でもやっぱりニンニクがキツい。「さわやか吐息」もほとんど焼け石に水で、帰りの電車の中ではひんしゅくでしょうな。

 
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