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ラーメン 二郎 八王子野猿街道店2

胃袋破壊二郎
小¥650
二郎 醤油
麺:
☆★☆☆☆
加水率:
☆☆☆★☆
スープ:
☆☆☆☆★
旨味・コク:
☆☆☆★☆
☆☆☆☆★
☆☆☆☆★

食べた店
住所
営業時間
定休日
京王堀之内
16:00〜22:00
土11:00〜20:00
日・祝
二郎/亜流・類似ジャンル:|一代諭吉吉野天空梵天
2007 / 4 / 7 小¥650

さて、先日「八角堂」に来た時に発見し、気になってしょうがなかった「二郎 八王子野猿街道店2」にやってきました。

店の裏手に駐車場がありますが、すでに満車でちょっと待つ必要がありましたが、近くにコインパーキングが無いため、待った方が早いようです。

店前には約10名の行列。店内にも並んでいるのでしばらくまたされましたが20分ほどで席につけました。駐車場の待ち時間も入れると40分くらい待ったのかな?

店内はレンガ造りでおよそ二郎らしからぬ雰囲気。昭和のオシャレな喫茶店風と言いますか、あまりモダンではないのですが綺麗な感じです。「タッチ」の「南風」もしくは「シティーハンター」の「海坊主の喫茶店」みたいな店内。

そんなレトロオシャレな店内ですが、出てくる商品は都内でも最強レベルの二郎ですよ。甘くかかると痛い目を見る代物です。

店の外には注意の張り紙が。「はじめての人は小(300g)よりもプチ二郎(180g)の方がオススメです。」とな。小で300gもあるのか。。。恐ろしい話ですね。。

プチ二郎にしようか迷いましたが、小にチャレンジ。他に和風BBと言うメニューもありそちらも気になりましたが、それはまたの機会にでも。。

ここは他の二郎と比べてちょっと変わった文化があるようで、、給水器のとなりにレンゲが置いてあります。レンゲを使いたい人はあらかじめ自分でレンゲを取って席に持って行くわけですが、ラーメンがくるのを待っている間、水をいれたコップにレンゲをつけておく様です。テーブルに直接レンゲを置くよりはコップに浸けておこうってことですね。なんだか面白い光景ですね。他にもラーメンをほぼ食べ終わった人が「すいません、ヤサイちょっと足してください」と言って、店員さんにヤサイを一掴み入れてもらっている姿も。おー。ヤサイマシが後から出来るシステムですか??トッピングなしにしてみてもヤサイマシのチャンスがあるんですか。それは画期的な。

トッピングは迷ったのですが、「ヤサイ カラメ ニンニクちょっと」で。他のお客さんのラーメンを見ているとすさまじいい量だったので、ヤサイコールは迷いました。で、コールしてみてやっぱりちょっとひれ伏すことに。。目の前に置かれたラーメンの量の尋常じゃないことと言ったら、これから食べる事に恐怖感すら感じます。。

そして一口食べたとたんに大きな問題が。この日僕は唇内側に口内炎を抱えていてそれが予想していた以上に激痛じゃないっすか。。いつも二郎を食べる時は僕は胃が空腹を感じ始める前に急いで食べる作戦なのですが、これでは早く食べることができません。。早くも大きな不安が。。

ヤサイ自体は、他の二郎と比べるとキャベツの割合が多いですね。かなり大きめの芯もまざっているのでヤサイの存在感があります。カラメコールで味がついていて旨いです。が信じられない量+並々とそそがれたスープのお陰で前半はいやでもこのヤサイのみをずっと食べ続けることに。

そしてヤサイを6割ほど食べたあたりで早くも胃がふくらみ始めました。まだ他の二郎のスタート地点くらいあります。。。なんとなく敗北の予感が・・。いまだ二郎無敗記録を貫いてきた僕ですが果たしてここで初敗北となってしまうのでしょうか。。。?

ここで僕はいつもの早食い作戦はあきらめ(口内炎がかなり痛いため)、先に豚を食べてしまうことにしました。豚が後に残っていると食べるのがツラくなることが予想されたためです。

豚はかなり柔らかく厚手の物が2枚。大きくて食べ応え十分。味付けもやや濃いめでこれ単体で酒のつまみになりそうなくらい。実に旨いですが、一部、脂身と赤身の間に固いスジとほんのちょっと生煮えっぽいところがありました。それを除けばかなり旨いですな。この豚だけでも650円分の価値は十分にあるかと。小ブタを選ぶと大変なことになりそうです。

さて、ここいらでやっと麺とご対面です。麺は二郎の中では極太と言うほどではないかもしれませんが十分な存在感を感じる物。カタメの茹で具合で噛み応えがあります。

スープはかなり特徴的で、他の二郎とくらべるとかなり粘度が高いネットリとした濃度があります。乳化度も高いようで実に旨いですねぇ。これは他では味わえない分ここならではの魅力と言えるんじゃないでしょうか。ただ化調っぽさも強めで、味も相当に濃いぃのでこの量だと後々かなり攻撃的になってきます。

麺は本当に大量で、まだ半分以上残っているあたりで結構な満腹っぷりに。。口に麺を押し込んでみるものの、しょっぱいスープと固い麺の組み合わせはそう簡単に飲み込ませてくれません。よーく噛んで、水で流し込む作戦が有効ですが水を飲むとお腹もふくれます。まだスープの中に大量に麺が沈んでいると言うのにすでに飲み込むのがツライ状況に・・。飲み込もうにもなかなかノドを通過してくれません。無理に飲み込もうとすると例によってオエっときます。このツラさは「マルジ@要町」以来です。ヤバイ。このままでは初敗北になってしまう。。

となりのお客さんは半分以上残して帰って行きました。そりゃこの量ならそうだろ。と思いましたが逆隣の高校生くらいのお客さんは僕と同じくらい痩せているのにあっと言う間にたいらげて出ていきました。若さでしょうか。僕は二郎を完食できない年齢になってしまったのでしょうか。。。

しかしここで最後の作戦を思い出し、実行したのです。そう。単純ながら効果的な「ベルトゆるめ作戦」です。ズボンのボタンを外し、ベルトをゆるめると、あー、まだ胃袋にはだいぶ余裕があるじゃないっすか。それでもしょっぱさで飲み込めない症候群はありましたが、ゆっくり1口ずつ確実に飲み込むことでなんとか完食。スープも半分くらいは飲みました。ふぃ〜。なんとか無敗記録を維持しましたよ。死ぬかと思いました。大は僕には絶対無理っす。

と言う訳でこの日は食べることそのものが戦いで、味を楽しむどころではありませんでした。確実に旨かったと思うのですが後半は二郎臭そのものが吐き気となって襲いかかってくる強敵ですな。ちょっとでも体調に異変のあるときの二郎は命取りだと言うことを再確認しました。

次回はプチ二郎にしようかなぁ。あれならきっと純粋に味を楽しめるかと思います。少なくともヤサイマシは次回はナシだな。和風BBも旨そうなのですがプチサイズが無いようなので迷う所です。

かなり特徴的な二郎なので人気もうなずけます。なんとか完食できたし、また行ってみたいですねぇ。

 
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