12月25日に渋谷にオープンしたばかりの「麺喰王国-NOODLE-CAFE-」。昼に行ってきたばかりだが、仕事帰りにまた寄ってみた。渋谷にラーメンパークはヤバい。個人的に通いやすすぎる。昼「竈」で食べた時に気になったお店。某有名ラーメンコンサルタントプロデュースらしい。某氏の他のプロデュース店には「渡なべ」があります。まあ、味が美味しければプロデューサーが誰とかはどうでも良い。
さて、オープン2日目にしてガラガラの昼の部だったが、夜来てみるとさらに人が少なかった。渋谷で金曜の夜8時ですよ。これは先が短くならないことを祈ります。行列嫌いの僕としては嬉しいは嬉しいんですけど。
ここ[keiz]は店内はおしゃれなバーの様な風貌で、カウンターの向こうには地酒も並んでいるので、いつもこのくらいの空き具合だったら本当にバーとしても楽しめそうです。味玉らーめん¥850を頼んでみました。「麺喰王国」内は他店舗もそうですが、価格設定は高いですね。
空いているので注文からすぐにラーメンが出てきました。おとなり「竈」とは大違い。店員もシャキシャキしています。そしてまずはスープを一口。むむ・・!旨い。表面に薄く油の張るスープは鰹節の風味があり、それなりのこってり感とあっさり感を兼ね備えた上品な出来。詳細は書かれていないが、多分豚骨と鶏ガラがベースじゃないですかね。じんわりと舌にしみわたる旨味が出ています。方向としては「俺の空」か、「じゃんがら」の「つけちゃん」をもっと上品にした様な感じ。刻まれた青ネギと、みじん切りの白ネギ(大根おろしも混ざってるような感じがしました)の食感が心地よく、後でスープに溶かし込むと美味しいですね。
麺は縮れの強めにかかった中細。デフォルトで結構硬めにゆでられています。スープをよく持ち上げて旨い。具のチャーシューも薄目の味付けながらも柔らかく、ジューシーで非常に美味しいし、薄くながく切られたメンマも嫌な味もせず、風味もほどよく美味しいです。また、味玉も半熟で味も良くしみています。
全体的にみてもかなり高レベル。素直に美味しいです。結局オープン日目だろうと、ここまでの高レベルのラーメンが出来ると言うことが証明されてしまい、おとなりの「竈」のマズさは言い訳がたちませんね。ここ[keiz]とは同じ魚介系でも雲泥の差です。
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